ワンタイムパスワードとは?意味や仕組みを解説
2024年12月11日
ワンタイムパスワードとは?仕組みや必要とされる背景

ワンタイムパスワードとは、ウェブサービスなどにログインする際、一度だけ、または一定時間だけ利用できる使い捨ての暗証番号や、それを利用した不正ログインを防ぐ認証方式のことです。
セキュリティが大幅に向上するため、特に金融機関のウェブサービスなどでは、必ずといっていいほどワンタイムパスワードが利用されるようになりました。
今回は、ワンタイムパスワードの仕組みのほか、必要とされる背景などについて解説します。
不正ログインを防ぐワンタイムパスワード
ウェブサービスなどのログインの際、パスワード以外にもう一段階、本人確認を求められることが増えています。ワンタイムパスワードは、そういった「多要素認証」の一種で、使い捨てのパスワードを使い、不正なログインを防ぐための認証方式です。
ワンタイムパスワードは、アプリや SMS、メール、専用デバイス(トークン)などで通知されます。一度だけしか利用できず、一定時間で変わるため、覚えておく必要はありません。
ワンタイムパスワードが流出しても、利用できるのは一度だけ、または短時間だけのため、次回のログインの際は無効になっています。流出したワンタイムパスワードを使っても、ほとんどの場合は使えないため、不正ログインの防止に役立つでしょう。
ワンタイムパスワードの仕組み
ワンタイムパスワードの認証方式はいくつかありますが、よく使われるのは「タイムスタンプ認証」です。
タイムスタンプ認証は、認証する際の時刻を利用して、パスワードを生成するというもの。時刻を利用するのでワンタイムパスワードは発行するたびに変わり、高いセキュリティを担保できます。
タイムスタンプ認証の多くは、発行したワンタイムパスワードを 60 秒や 5 分など、一定期間のみ認証サーバー側に保存する仕組みです。
時刻は常に動いており、利用者がワンタイムパスワードを受け取ってから入力するまでに値が変わります。そのため、サーバー側に最新のワンタイムパスワードを保存しておき、期間内にユーザーが入力した値が一致すれば、本人確認に成功したことになります。
ワンタイムパスワードがあれば安全?

ワンタイムパスワードを利用することでセキュリティは大幅に向上しますが、それだけで 100%安全とは言い切れません。
ワンタイムパスワードが届く外部デバイスの紛失や、スマートフォン画面が盗み見られれば、たとえ使い捨てのパスワードでも流出するおそれがあります。
ワンタイムパスワードは単体で使用するものではなく、通常のパスワードとセットで利用されるため、すぐにリスクが高まるわけではありませんが、マルウェアに感染すれば、ワンタイムパスワードでも盗み取られるおそれがあるでしょう。
セキュリティ対策を万全にするためには、ワンタイムパスワードだけでなく、ユーザー側の管理や通信の暗号化なども必要です。
ワンタイムパスワードでセキュリティを向上しよう
ワンタイムパスワードは、不正ログインを防ぐための認証方式として、高度なセキュリティが求められる場面で利用されることが増えています。
ワンタイムパスワードを利用すれば 100%安全と言い切ることはできませんが、不正ログインを防ぐ仕組みとして役立つことは確かです。ワンタイムパスワードとほかの対策を組み合わせて、強固なセキュリティを築きましょう。
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