Instagram広告とは?種類や広告の配信方法を解説

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2025年05月28日

Instagram 広告とは?種類や広告の配信方法を解説

Instagram 広告は豊富な配信面があり、画像や動画形式で広告を掲載できる点が特徴です。Instagram は日本国内では約 6,600 万人(2023 年 11 月末時点) が利用する人気の SNS で、若年層や女性を中心に強い影響力を持っています。Instagram 広告を活用することで、企業やブランドは新たなフォロワーの獲得や EC サイトへの誘導、商品・サービスの認知拡大を効率的に行えるでしょう。

一方、最適な出稿形式や運用方法を知らなければ、思うような成果が得られないこともあるため注意が必要です。そこでこの記事では、Instagram 広告の特徴や広告の種類、費用感、具体的な配信方法、運用のポイントなどについて解説します。

Instagram 広告の特徴

Instagram 広告とは、人気 SNS「Instagram」の中で配信される広告のことです。Instagram は画像や動画といった視覚的コンテンツを中心に構成されており、Instagram 広告もユーザーのタイムラインやストーリーズ、リールなどに自然な形で表示されます。

多彩なフォーマットや配信面が用意されているため、広告主の目的に応じて柔軟に活用でき、広告を配信することで、新たなフォロワーの増加はもちろん、自社 EC サイトやキャンペーンページへ直接誘導することも可能です。

Instagram 広告のメリット

Instagram 広告には、ほかの広告メディアにはない多くのメリットがあります。ここでは、Instagram 広告を活用する主なメリットをご紹介します。

精度の高いターゲティングができる

Instagram 広告は Meta(旧 Facebook)の広告配信システムを活用しており、ユーザーの興味・関心、行動履歴、年齢、性別、地域など、多角的な視点から精密なターゲティングが可能です。

さらに、自動最適化機能が備わっているため、広告配信中に AI が効果的なユーザー層を見極め、より成果が出やすい相手に広告を届けてくれます。

低予算から配信可能

Instagram 広告は最低 100 円から配信可能で、少額から広告運用を始められる点もメリットです。

予算に応じて柔軟に広告キャンペーンを展開でき、テスト配信を通して効果を見極めながら本格的な運用に移行もできます。

若年層や女性ユーザーに強みがある

Instagram のユーザー層は、10 ~ 30 代の若年層や女性が多くを占めています。ファッション、コスメ、グルメ、旅行、ライフスタイルといったジャンルで特に強い影響力を持っており、感度の高い消費者へ効果的にアプローチできるでしょう。

二次的な成果の期待がある

Instagram 広告は単に広告を見せるだけでなく、ユーザーが「いいね」やコメント、シェアをすることで自然な拡散が期待できます。広告を見たユーザーのフォロワーにもリーチする可能性が生まれ、二次的な認知拡大や集客効果を狙うことができるでしょう。

目的に応じて広告の使い分けが可能

Instagram 広告には多数のフォーマットや配信面があり、目的に応じて使い分けが可能です。ブランディングを目的とした動画広告や、購入を促すショッピング広告など、ターゲットや目標に合わせた設計がしやすいことも Instagram 広告の魅力です。

Instagram 広告の配信面

Instagram の広告は、ユーザーが普段目にするコンテンツの中に自然に表示されるため、広告らしさを抑えて違和感なく情報を届けることができます。Instagram 広告の配信面は、下記の 4 種類があります。

・フィード

フィードはユーザーがフォローしているアカウントの投稿が流れてくる場所で、タイムラインのようなものです。フィードに配信する広告は、画像・動画・カルーセルなどさまざまな形式が利用でき、商品やサービスの魅力をしっかり伝えるのに適しています。通常の投稿と同様に、「いいね」やコメントが可能です。

・ストーリーズ

ストーリーズはフルスクリーン表示される縦型の画面で、ストーリーズ広告はユーザーがストーリーズを閲覧する合間に配信されます。視覚的なインパクトが強く、短時間で印象付けることが可能です。

・発見タブ

発見タブとは、新しいコンテンツを探すための画面で、虫眼鏡のアイコンで表示されます。発見タブ広告は、タブを開いた際にほかの投稿と並んで広告が表示され、アルゴリズムによってユーザーにパーソナライズされたコンテンツといっしょに表示されます。

・リール

リールは、最大 90 秒までの短尺の縦型動画を楽しむもの。若年層の利用率が高く、リールに配信する広告は、エンタメ要素のある広告やストーリーを伝えたい広告に適しています。

Instagram 広告の種類

Instagram にはさまざまな種類があり、クリエイティブの内容や広告の目的に応じて最適な形式を選べます。Instagram 広告の種類は下記のとおりです。

■Instagram 広告の種類

種類 概要 用途
画像 シンプルに1枚の画像で訴求する メッセージを端的に伝える
動画 動きや音を活用して、ストーリー性や商品の使用シーンを伝える ブランディングやエモーショナルな訴求を行う
カルーセル 複数の画像や動画をスワイプで見せる 複数の商品紹介やストーリーの展開など、情報量が多い広告の配信
コレクション メインの画像・動画といっしょに複数の商品を表示し、Instagram内で商品ページへスムーズに誘導できる ECサイトへの送客や購入の促進
アンケート ストーリーズ広告の中でアンケート機能を活用し、ユーザーに参加型のアクションを促せる エンゲージメントの向上
ショッピング 商品にタグをつけてInstagram内で価格や詳細を表示し、そのまま購入ページに誘導できる ECサイトへの送客や購入の促進
パートナーシップ インフルエンサーやクリエイターと連携し、彼らの投稿を広告として配信できる 信頼性や親近感を高めたプロモーション

 

Instagram 広告の費用

Instagram 広告は、予算に応じて柔軟に設定できる点が魅力です。広告費用はオークション形式で決定され、配信の目的やターゲット、競合の状況などにより変動します。目的に応じた複数の課金方式が用意されているため、それぞれの特徴を理解して、目的に合った課金形式を選びましょう。

< Instagram 広告の課金形式>

・インプレッション課金(CPM)

インプレッション課金は、広告が 1,000 回表示されるごとに課金される方式です。認知拡大を目的としたブランディング施策に向いています。

・クリック課金(CPC)

クリック課金は、広告がクリックされたタイミングで費用が発生する方式です。EC サイトへの誘導やサービス登録など、アクションを促すキャンペーンに適しています。

・アプリインストール課金(CPI)

アプリインストール課金は、広告経由でアプリがインストールされた際に課金されます。アプリプロモーション専用の課金形態です。

・動画視聴課金(CPV)

動画視聴課金は、一定時間動画広告が視聴された場合に課金されます。動画コンテンツの訴求力を測りたい場合に有効です。

Instagram 広告の費用は、1 クリックあたり数十円~数百円程度が相場ですが、競合の多い業界や高額商品を扱う場合は、1 クリックあたり 1,000 円を超えることもあります。

最低 100 円から運用可能ですが、競合の多い環境では十分なリーチを得られず、1 日 500 ~ 1,000 円以上の予算が推奨されるケースが多いです。費用対効果を見ながら、配信設定を柔軟に見直すことが重要でしょう。

Instagram 広告の配信方法

続いては、実際に Instagram 広告を配信する方法を解説します。これまでに Instagram 広告を利用したことがない場合、アカウント開設から始める必要があるため、早めに準備しましょう。

なお、Instagram 広告は Instagram のアプリから直接配信する方法もありますが、細かい設定はできないため、下記で解説する Meta Business Suite の広告マネージャを利用する方法をおすすめします。

1. Facebook と Instagram のアカウントを準備

Instagram 広告を配信するには、Facebook ページと Instagram アカウントを統合管理する「Meta Business Suite(旧 Facebook ビジネスマネージャ)」を利用します。Meta Business Suite で広告を配信するために、まずは Facebook アカウントや Facebook ページ、Instagram ビジネスアカウントを準備し、連携させる必要があります。

連携は Meta Business Suite や Facebook ページ自体の設定画面から設定可能です。

2.広告キャンペーンを作成

アカウントを連携したら、Meta Business Suite のビジネスマネージャから、「広告マネージャ」にアクセスします。サイドバーの「キャンペーン」を開き、広告キャンペーンを作成しましょう。

広告キャンペーンの作成は、広告の目的設定や入稿にあたる作業です。「キャンペーン」「広告セット」「広告」の 3 つのタブがあるため、それぞれ設定していきます。

<広告キャンペーンの作成>

・キャンペーン

キャンペーン目的の設定では、広告の目的を選びます。認知度アップ(多くの人に見てもらいたい)、トラフィック(Web サイトに誘導したい)、コンバージョン(商品購入や問い合わせを増やしたい)など、出稿の目的に合わせて選択してください。

・広告セット

広告セットでは、年齢、性別、地域、興味関心といったターゲットや広告の配信場所のほか、1 日の予算や期間といった予算とスケジュールを設定します。

・広告

実際に表示される広告の、画像・動画・テキスト・リンクなどを設定します。Instagram フィード、ストーリーズ、リールなど、出稿する配信面に向けて最適化しましょう。

3.広告の確認・出稿

広告キャンペーンを作成して「確認して公開」ボタンをクリックすると、広告の審査が始まります。クリックをする前に、クリエイティブが適切か、リンク先は合っているか、誤字脱字はないかなどを最終チェックしましょう。

審査は広告が Instagram のポリシーに準拠しているかどうかを確認するもので、通常は数時間~ 1 日以内に審査が完了し、問題がなければ配信開始となります。

4.広告パフォーマンスの確認と改善

Instagram 広告は運用型広告のため、配信して完了ではなく、運用して成果を確認し、改善していくことが重要です。

広告マネージャではさまざまな指標が確認できるため、データを見ながら、ターゲティングやクリエイティブ、配信場所などを改善していきましょう。

<広告マネージャで確認できる指標>

・インプレッション(表示回数)
・クリック数/クリック率
・コンバージョン数
・コスト(CPC、CPA など)

Instagram 広告を運用する際のポイント

Instagram 広告は、単に広告を配信するだけではなく、戦略的な運用が求められます。ここでは、Instagram 広告の運用時に意識すべきポイントを解説します。

配信目的を明確にする

まずは前提として、広告を出す目的を明確にしましょう。認知度の向上、フォロワーの獲得、サイト誘導、商品の購入促進など、目的によって選ぶべき広告フォーマットやターゲティングは異なります。目的が曖昧なままだと、効果的な運用はできません。

ターゲットを絞り込む

Instagram 広告はターゲティング精度が高いため、狙いたいユーザー層を細かく指定できます。広告の目的に沿ってターゲティングを利用しましょう。

ただし、ターゲットを絞り込みすぎると配信数が伸びず、成果が限定されてしまう可能性もあります。属性(年齢、性別、地域)や興味関心をベースに、適度な広がりを持たせることがポイントです。

ビジュアル重視のクリエイティブを制作する

Instagram はビジュアル中心の SNS です。広告も「インスタ映え」するような、魅力的な画像・動画であることが重要です。商品写真は明るく鮮やかに、文字は見やすく簡潔であることを意識しましょう。

動画の場合は、最初の数秒でユーザーの興味を引く構成が効果的です。

ハッシュタグを活用する

ハッシュタグは、Instagram 内での検索性や話題性を高めるために有効です。広告自体の露出が増えるわけではありませんが、広告投稿がプロフィールフィードに表示される設定であれば、ハッシュタグを活用することでオーガニックな流入も狙えます。関連性の高いキーワードを、バランス良く使いましょう。

Instagram 広告を理解して、効果的に運用しよう

Instagram 広告は、ビジュアル重視のプラットフォームならではの強みを活かし、若年層や女性を中心としたユーザー層にリーチできる優れた広告手法です。多様な配信面と豊富なフォーマットにより、目的に応じた柔軟なアプローチが可能です。

また、低予算から始められる点や、高精度なターゲティング機能も魅力のひとつであり、効果測定や改善もスムーズに行えます。

ただし、Instagram 広告の成果を最大化するためには日々の運用改善が欠かせません。Instagram 広告の特徴や仕組みを理解した上で、効果的な広告運用にチャレンジしてみてください。

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